皆さんは、足を止めて空を見上げたり、遠くを走る電車やバイクの音に耳を澄ませたりすることはありますか?

わたしはそんなことばかりに気を取られながら、日々を暮らしています。

とはいえ…

現代はそんな日常の些細な変化や幸せに気がつく前に「やらなければならないこと」がひょっこりと頭を出します。

今やっておかなければ未来の自分の首を絞めてしまうこと。今のうちにやっておいた方がいい作業。その作業が一番多かったりします。

そのやっておいた方がいいことが目については、先読みや先回りをしてばかりの生活。

本来は楽しいことや、自分にとって嬉しいことが目の前にあったとしても、そういうものを掴むのは後回しにしたり、そもそも忙しすぎて気がつかなかったり。

目の前に高く積み上がった先読みで作り上げられた任務の山を、最短ルートで崩していく事ばかりに気を取られてしまいます。

これはわたしを含めた多くの人に当てはまる事ですが、そんな日常の中でも、絵を描く時間だけは忙しい世界から離れた時間にしておきたいと思っています。


本題の『作家として大切にしていること』についてですが、わたしが作家として大切にしていることは〈3つ〉あります。


①子どもの視点を忘れないこと
②そばにいてくれる人への感謝を持つこと
③心を静かにしておくこと


一つ目の、子どもの視点を忘れないことについてですが、会社員スキルが極まってくると、会社員的コミニュケーションが上手になっていきます。

「いつも大変お世話になっております〜わたくし〇〇の〇〇と申します〜先日は納期についてご教示…ご調整…?あれ、お教え…?いや、お調べくださりか?!!!??」

みたいな、社会で蓄えたワードや知識をフル活用したコミニュケーションを会社のメンバーとすることになります。

それはそれで「会社員を極めすぎた事務員達の遊び」みたいになって面白いのですが、作家としてはそういう世界とは違った視点で物事を見るようにしておきたいと考えています。

『変だな』『面白いな』『不思議だな』『おかしいな』

そういった自分の内側の感情に、子どものように素直にキャッチできるほど、ひらめきが加速するような気がしています。


二つ目は、そばにいてくれる人への感謝を持つことですが、心の中にわたし置いてくれている人がいることに、いつも心から感謝をしています。

人それぞれ頭の中に「人脈コレクション」があると思います。

わたしの絵の投稿にいつも イイネ をくれる方々であったり、交友関係を続けて遊んでくれる方々であったり、仕事の提案やオススメ企画情報を送ってくれる方々であったり、「みんなの人脈コレクションにわたしを入れたままにしてくれて、本当にありがとね😭✨✨✨」って気持ちでいつもいっぱいです。

誰かが思い出してくれる。
誰かが気にかけてくれる。

そんな目に見えない温かさや優しさに、わたしは一番支えられています。


そして、三つ目の心を静かにしておくことですが、わたしはどうも雑念が活動に大きな害となってしまうタイプです。

睡眠不足、日々の疲れ、妬みや不平不満で滞る人間関係の中にいることなどが敵面ダメで、そういうことが日常に増え始めると絵が描けないどころか、心も体も疲労で耐えられなくなってしまいます。

点描画は、絵の具を取ったり頻繁に筆を持ち換えたりなどの動作がありません。ただペンを手に持ってひたすら点を置く、とてもシンプルで静かな作業となります。

その簡単な繰り返しの中で騒ついていた心は少しずつ静かになっていくのですが、心の中があまりにも酷く荒れて騒がしい状態だと、殻に閉じこもったような心の状態となります。

しかし、そんな状態に陥ったとしても、目の前の仕事が進まないことがとにかく一番困るので、心を静かにしておくための対策が幾つかあります。


・休日は朝イチでホットコーヒーを飲む
・お香を焚く
・カラオケに行って素敵な言葉を口で発し耳で聴く


大きく絞れば、この3つがわたしにとって心を静かに保つための対策です。

カラオケでは、歌いながら「この歌の主人公ってこんな時はそういうふうに考えちゃうんだ!可愛い!わたしもその考え方で行こ!」なんて考えたりします。

聴きたい言葉や言いたい言葉を、自分の口から出して自分の耳で受け取る。これが一番最強にメンタルが回復します。

「よっしゃ!描くぞ!頑張るぞ!」と、穏やかな気持ちで鼻歌うたいながらコツコツと歩き続けることができます。


わたしが絵を描きたくなってしまうのは、何かを強く主張するというよりも、日々の中にある小さな気づきや幸せや感動を拾い集めて、「人の心はとても綺麗である」ということを絵にして伝えたいのかもしれません。

なので、

子どものようなまなざしを忘れないこと。そばにいてくれる人たちへの感謝を持つこと。そして、心を静かに保つこと。

そんなことを大切にしながら、作家活動を続けているのだと思います。

揺れる心の色や模様を的確に言葉にするのは難しいけど、きっとわたしはそういうことを考えているのだと思います。

まだまだ未熟者ではありますが、いつしかわたしの描く小さな点から波紋のように温もりが広がるといいな、と思っております。


それでは、また来月。

またね。


みいけ

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