私は私、あなたはあなた(2026/6/1)


「お肉は食べないんです。」

そんな話をすると、始まるのが私に対しての説得です。

「なんで?」
「おいしいよ?!」
「人生損してるよ!」
「好き嫌い言うなよ」
「宗教?」
「体壊すぞ」

親しくなりたくて、私の事を知って欲しくて話したつもりだけど、この話題を出すとだいたいは説教や説得が始まります。

私は魚と野菜で食事をとる"ペスカタリアン "という主義者に当てはまります。ペスカタリアン生活もかれこれ7年が経とうとしています。

お肉を食べない人生にしたいと思ったのは、7年前に勤めていた会社が健康機器メーカーで、社員旅行で台湾へ素食研修旅行へ連れて行ってくれたことがキッカケでした。


社員旅行で会社が予約してくれていた素食ビュッフェでは、ベジタリアン対応のハーゲンダッツがアイスクリームコーナーにありました。『海外では10年前からあるよ。日本ではまだまだだろうね。5年はかかるね。』なんて言われたことは今でも覚えています。

ベジタリアン対応のハーゲンダッツは、台湾のレストランで話した通り、2024年くらいにローソンで売られているところを見ることができました。

しかし、残念ながら不人気だったようで、間もなくして半額シールが貼られ売られておりました。それもかなりの長い期間、半額になっているにも関わらず、アイスコーナーに残り続けていました。

ベジタリアンはこんなにも避けられるものかと、現実を突きつけられ胸が痛く悲しかったです。


だからといえ、私が誰かに菜食を強要したことはありません。お肉が好きな人を否定したこともありません。

なぜなら、私はそんな日本で勝手に1人で菜食主義者をやっているだけだからです。

お肉を食べない以外には、化学調味料無添加の調味料を選ぶことも好きです。無農薬やオーガニックの野菜も好きです。形の悪い曲がったキュウリなんかは率先して買っています。

それは、例えて言うなら、

「100円均一はセリアが好き!」
「ドラッグストアはコスモスが好き!」

と言っていることと同じで、そのくらいの感覚で選んでいることだからです。


だけど、人はときどき他人の選択に強く反応します。

「100円均一はダイソーでしょ!」
「ドラッグストアはクリエイトだよ!」
「あの店質悪いじゃん!」
「馬鹿だね!損してるよ!」


ただ『私はコレが好き』と小さな自己主張をしただけで、いちいち否定が始まるのです。

それは、私が菜食を選んでいることよりも「自分で選んでいる」というスタンスに対して反応しているように感じることがあります。

世間が当たり前だと思っていることから少し外れるだけで、おかしい人扱いで理由を問いただされたり説得されたりします。

時には、叱られたり、友達なくすぞ、と忠告を受けることもあります。

自分の好きな事を話しても否定されることが多いと、次第に自分のことをあまり話さないスタイルに辿り着きます。

誰かに好きなことを話すのはとても面倒です。

話したところで理解されないことも、否定されることも、おかしいって私から離れて行ってしまうことも、悲しい気持ちをたくさん経験しているからです。


もちろん、興味を持って話を聞いてくれる人もいます。

けれど、誰が私と同じことに興味を持ちながら過ごしているかは初対面ではわかりません。

黙って静かにしている事が一番安全で楽なのです。


ですが、私は理由を持って色々なことを選択をしてきた分、他の人の選択にも興味があります。

お肉が好きだって人との会話も楽しいです。

あそこの店の唐揚げがマジで美味い!!
あそこの店がめちゃくちゃオススメ!!
あの焼肉屋さん新しい店舗オープンしたんだよ!

とか、私に嬉しそうに話してくれる事が私は嬉しいです。

私と違う価値観で生きて物事を見ているからこそ、私の視野も広がっていきます。

私は私、あなたはあなた。

同じものを好きになる必要はないし、同じ生き方を選ぶ必要もありません。

そんな当たり前のことを、時々忘れてしまう世の中なのかもしれません。

日本には、いろんな国から色んな文化を持った人々が、海を渡ってわんさかやってきている真っ只中。

もっともっと知らない価値観や世界が、予告なしに目の前に現れるはず。

相手を拒否をしたり否定をして自分の価値観を守ろうとすることより、先に相手の価値観を受け入れて尊重すれば、自分自身の価値観も相手から大切にしてもらえる。

私はいつもそう思っています。

今日は私が一番興味のあること、好きなことについて話したいと思い、このテーマでブログを書かせていただきました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは、また来月。
またね!


みいけ

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